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ドーナツを食べたくなるコピー。2012.02.09 Thu 00:01

ホームページをはじめ、広告をつくる上で絶対に欠かせないコピー。
コピーを書くためには「コピーと、コピーではない文章の違い」を
理解しなくてはいけないと思います。

それは何だと思われますか?

■目をひく かっこいい文章
■キャッチフレーズ
■簡潔に要点を述べること
■詩的な広告文章
■見る人のこころに伝わる文章
etc…

そんな風に思われる方が多いのではないでしょうか?

でもあるプロのコピーライターさんに言わせると

「必ず背景に商品か企業がいる文章」

が答えです。

言われてみると、たしかにそうですよね。

では、実際にコピーを書いてみようと思い、
「ドーナツを食べたくなるコピー」を 考えてみました。
たくさん書いた中から6本ご紹介します。

ドーナツという言葉を使わずに「食べたい」を言いたい。
ではドーナツから思い浮かべる言葉は…。
そこから「穴」というキーワードを思い浮かべました。
言うまでもなく「穴があったら入りたい」のパロディですが、
ことわざや既存の言い回しをモチーフにすることで、
「目」に「耳」に入りやすくなると考えました。

ドーナツの基本とも言える「オールドファッション」。
その「ファッション」と洋服のファッションをかけて遊んでいます。
洋服は新しい流行が好きだけど、ドーナツはオールドファッションが好き。
「ファッション」は特に女性が気になる言葉ですから、
女性の目に留まることを特に意識した1本です。

ドーナツの穴っていつからあいているんだろう?
答えは19世紀中頃らしいのです。
「へえ、そうなんだ」レベルの雑学ですが、
ちょっぴり誰かに伝えたくなるのも雑学。
会話に登場すれば、その流れでドーナツを食べたくなるのでは?
と思い、書いた1本。

ドーナツっていつ食べたいだろう?を考えました。
海外のドラマでは朝食にドーナツを食べているシーンをよく観ますし、
3時のおやつもゆずれません。

本当はいつでも食べたいけれど、夜食べると太りそうだし…。
そこでいつ食べますか?の提案を「朝食かおやつ」にしぼってみました。

そんなバカげたことはないと思いますが、
ドーナツが大好きで朝、通勤・通学中にバスのタイヤがドーナツに見えた。
それくらいドーナツが大好き!ということを冗談っぽく表したもの。
「好き」という言葉を使わずに「好き」を表現することを狙いました。

たくさんの種類があるドーナツ。
お店で選んでいるとき、ワクワクしますよね。
お友達と一番好きなドーナツについて話しあってみませんか?
という誘いかけを狙ったコピーです。

コピーを書くときは、当たり外れを気にせず、
たくさん書くことにしています。
外れが当たりに変わることもしばしばですし。

以下に、今回外れたコピーも一部並べてみます。
自分自身への記録も兼ねて。

● 見て楽しい輪。食べてうれしい輪。

● 穴があったら、今スグたべたい。

● フレンチクルーラ、シュガーグレイズ、チョコ、とくれば…。

● ドーナツの話をしていたら、待ち合わせに遅れるところでした。

● 1ダースのしあわせ。

● 穴があくほど、見ていたい。

● こどものころ、土星がうらやましかった。


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トヨタパッソCMの「でんでらりゅうば」とは?2012.02.05 Sun 09:00

テレビで最近よく流れているトヨタパッソのコマーシャル。
その中で仲里依紗さんが歌っている不思議な歌詞の童謡に「???」となった方も多いのでは?

何弁なのかさえ、最初僕には分かりませんでしたが、
上手なコマーシャルだなあと思いました。

でんでらりゅーばー(出て行けるなら)
でてくるばってん(出ていきますが)
でんでられーけん(出ようとしても 出られないから)
でてこんけん(出て行きません)

こんこられんけん(行こうとしても行けないから)
こられられんけん(行くことができないから)
こーんこん(行かない、行かない)

この「でんでらりゅうば」という歌の正体は長崎の遊び歌なんだそうです。
パッソのCM意外にも、長崎県銘菓 文明堂のカステラのCMや
長崎県出身のミュージシャン、さだまさしさんの「がんばらんば」という
曲の中にも織り込まれているようです。

僕がこのCMを見て、上手だなと思った理由は

●理解のできない歌に興味を惹かれる
●理解できないから「あの意味わかる?」などと話題になりやすい。
(twitterで「でんでらりゅうば」と検索してもたくさんツイートが見つかります)
●意味が分かったら分かったで、またツイートされ口コミが広がる(このブログのように)
●続きはウェブで!と言う代わりに、車に興味があるないに関わらずHPへ誘っている。 
●他のコンパクトカーが燃費のことばかりうたっているのに完全に差別化している。*1 

などなどです。

莫大な費用をかけ制作、放送をしているテレビコマーシャルですが、
視聴者の記憶に残るものってほんの一部なのではないでしょうか?

そもそもCMは「すすんで見たいもの」であることは少ないわけですし、
詳しい情報はウェブで調べるという流れはもう定着しているので、
商品説明は少なくても、インパクトのあるものがいいですよね。

最後に、*1の補足です。
あまりに「低燃費、低燃費」と繰り返すコマーシャルが多いおかげで、
コンパクトカーなら「低燃費は当たり前」という認識が生まれています。
ならばコンパクトカーを魅力的にするもうひとつの要素は?

それは「居住性」ではないかと思います。
小さい車であっても、ゆったりできるスペースが欲しい。
フロントシートに横向きに座ってくつろぐなんて、
ベンチシートじゃないとちょっとできませんよね。

さりげなく、その点をアピールしていることにもパチパチパチパチ。


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